44歳からの陶芸家

陶芸家 高見澤匠のブログです

「地味ですが、、乾燥にこそ」

ろくろと削りを終えた素焼き前の9寸と7寸皿の乾燥を行っています。お皿や急須等の組み立てものは、均一に乾燥を進めないとヒビや割れが発生しやすいので素焼き前の乾燥にかなり気を遣います。

 

今回の大皿陣もまずは衣装ケースに入れ、1〜2日お皿の水分を均一にした(というイメージ)後に板(ケイカル板)の上に一枚ずつ移し全体にビニールをかけゆっくりと乾燥、その状態で3〜4日経ったので今日は上にかけてあるビニールを新聞紙に変えて、また更にこの後3〜4日乾燥させたら再度状態を確認して(湿度や形状によりばらつきがあるので日数ではなく状態で)新聞紙も取って板の上で完全に乾くまで乾燥させます。

 

と、かなり過保護(笑)に乾燥させていますが、僕はろくろ・成形・釉がけなどの比較的コントロールしやすい工程以上に意識しないとコントロールしにくく、状況を見ながら判断して調整しなければならない「乾燥」の工程がその後の作品の質やトラブルを防ぐと考え、なるべく丁寧に乾燥させるようにしています。

 

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