「WEBショップにて新規掲載です」
本ブログでも以前から乾燥過程などをご紹介していた、新作のリム皿やフリーカップをWebshop ”encounter” に新規掲載致しました。
リム皿はリムの部分がR(曲面)になったデザインで黒とブロンズの2色。サイズは使い勝手の良い約21cmとメインやワンプレートで使える27cmの2サイズです。
フリーカップは黒に銅のセンターラインでシンプルに✨これからの季節お茶やコーヒーからビールなどのアルコールまで、色々とお使いになれると思います。
是非ご覧いただければと思いますのでよろしくお願いします。
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「黒磁/銀彩 植木鉢」
今年は梅雨らしい梅雨と思っていたのも束の間、平年より20日ほども早く梅雨明けし、日本各所でいきなりの猛暑となっていますね。急に温度が上がり外で再生していた土も急に乾燥したりと粘土も人間もこの急な暑さについていけていません。。。(汗)
企画していた植木鉢がいよいよ販売となりました。インテリアに馴染むデザインだけではなく、植物の育成に適した植木鉢を企画と試作を繰り返し、第一弾として黒磁に銀彩のラインナップでの植木鉢が完成しましした。引き続き第二弾・第三弾も計画中です。
今後も新しい分野に積極的に取り組んでいきたいと思っていますので、陶器や販売に関して何か質問等ございましたらお気軽ご連絡頂ください。
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「地味ですが、、乾燥にこそ」
ろくろと削りを終えた素焼き前の9寸と7寸皿の乾燥を行っています。お皿や急須等の組み立てものは、均一に乾燥を進めないとヒビや割れが発生しやすいので素焼き前の乾燥にかなり気を遣います。
今回の大皿陣もまずは衣装ケースに入れ、1〜2日お皿の水分を均一にした(というイメージ)後に板(ケイカル板)の上に一枚ずつ移し全体にビニールをかけゆっくりと乾燥、その状態で3〜4日経ったので今日は上にかけてあるビニールを新聞紙に変えて、また更にこの後3〜4日乾燥させたら再度状態を確認して(湿度や形状によりばらつきがあるので日数ではなく状態で)新聞紙も取って板の上で完全に乾くまで乾燥させます。
と、かなり過保護(笑)に乾燥させていますが、僕はろくろ・成形・釉がけなどの比較的コントロールしやすい工程以上に意識しないとコントロールしにくく、状況を見ながら判断して調整しなければならない「乾燥」の工程がその後の作品の質やトラブルを防ぐと考え、なるべく丁寧に乾燥させるようにしています。
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こどもの日
GWも半ばを過ぎもう後半、旅行や観光の方々でいつもより賑やかな伊豆高原です。
今朝、TVを少しつけたら「地獄のGW」というタイトルで特集をやっていました。お客様は混んでいて地獄、お店の方は混むのは嬉しいが混んでクレーム等が増えるのが地獄とのことでした。ついこの前までは「出かけられなくて地獄」だったのに、、また新たな地獄が日本で誕生した(誕生させた)様です(笑)
と、、せっかくの祝日なのに皮肉っぽくなってはいけませんね!日常(褻)の穢れを払う折角の祝日(晴)、古式に則り今日は柏餅を食べてしっかり菖蒲湯に浸かり、これからの季節の変わり目に備えていきたいと思います。
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桜の季節を過ぎ新緑へ
アトリエのある伊豆も賑やかな桜の季節がおわり、寂しいのも束の間、鮮やかな新緑の季節となってきました。良い気候が多い伊豆ですが(雨も多い。。。)その中でもこの新緑の季節が一番好きです。
アトリエの花器に活ける花を庭先や散歩に行きながらよく探しているのですが、冬の花のない季節に比べると春先からはまさによりどり緑。野草や花を探索しながら、「この野草はあの花器に活けよう!」とか「あの花にはこんな形の花器があったら・・・」などと贅沢な季節を楽しんでいます。
Webshop ”encounter" に新規アイテム掲載いたしました。ロクロではなくタタラという技法で作った板皿を中心に一点ものの花器などもありますので是非ご覧いただけると嬉しいです。
ブロンズ釉 長皿 サイズ:約幅365mm×奥行110mm×高さ10mm
白磁/白金彩 菓子皿・黒磁/銅彩 菓子皿 サイズ:約幅150mm×奥行110mm×高さ10mm
黒磁/白金彩 梅瓶 サイズ:約径110mm×高さ120mm (口径10mm)
上記掲載のWebshopです↓
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新年あけましておめでとうございます!!
あけましておめでとうございます。昨年は年末に東京で展示会を行ったおかげで多くのお客様にお会い出来たり、コロナで数年会えていなかった友人達も展示会に駆けつけてくれたりと充実した一年の締めくくりができました。
そんな年末から気持ちよく迎えられた新年。お正月は天気も良くアトリエから大島や利島などの伊豆七島が良く見えています。
2021年はとにかく必死で目の前の事にむかっているうちに瞬く間に過ぎ、寅年の前年にも関わらず「騎虎下り難し」といった感じでした。2022年は正真正銘の寅年。寅年生まれなので年男でもあります。今年は昨年の「騎虎下り難し」ではなく(笑)年男として勢いはそのままに「騎虎乗りこなし」で行きたいと思います!
皆さま今年もどうぞよろしくお願い致します✨
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「展示会 MIXMAX2021 終了」
開催をご紹介させて頂いた東京の東日本橋での展示会“mixmax”。おかげさまで12/28を最終日に無事に終える事が出来ました。
開催の決定が少し急で年末のお忙しい時期という事もあり、個別のお知らせを控え一部SNSでのご案内のみでしたが連日大変多くの方々にお運び頂き、参加者一同毎日非常に充実した会期を過ごさせて頂きました。ご来場くださった方々はもちろん、各種SNS等で目を通してくださった方々、メールなどでご連絡頂いた方々にも改めて御礼申し上げます。
私個人と致しましてもWEB展以外の実際の展示会は初めてで、いつも応援して頂いている皆様と実際にお話し出来る大変貴重な機会を得たり、滑り込みで持ち込めた新作が完売したりと、この一年の集大成を実感を持って体感し、来年に向けて新たな目標に取り組む大きなお力を頂きました。
また、今回は中国のアーティストの方々も多く参加されており、一緒に展示会を行う中で互いの作品を通じ様々な意見交換や刺激を得て、既に今後の企画の芽も幾つか出てきております。展示会で得た様々な出会いを来年度は大切に更に大きくしなやかに育てて行きたいと思います。
今年も残り僅かとなりましたが、どうぞみなさま良いお年を✨来年は寅年なので年男です!2022年もよろしくお願い致します。
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"MIXMAX 2021" 12/25-12/28
✳︎今回UPした写真は参加者の写真家平山大さんが会期中に撮影したものもご了解を得て投稿させて頂きました。人物・風景・車をメインの得意分野とし活動され、会期中も非常に細やかなご対応で会の素敵な写真を沢山撮影してくださいました。撮影等でご相談あれば下記リンクから詳細ご覧いただけます。
✳︎本展示会の展示会場「Arts東京」は清潔感ある白を基調としたモダンな内装で螺旋階段が印象的な素敵なギャラリーです。アクセスも東日本橋・馬喰町・馬喰横山各駅から徒歩1〜2分ととても利便性の良い場所にあります。そしてなによりもオーナーの唐沢綺(あや)さんが各分野のアートへの造詣が深く、育成や発展に情熱を持って取り組んでおられます。日本語・英語・中国語にもネイティブ対応可能ですので、ギャラリーをお探しの方は是非ご相談いただければと思います。
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『MixMax』に出展 2021年12月25日(土)〜28(火)
気がつけば今年も残りわずかとなり、今まで比較的温暖に感じていた伊豆もここ2週間位でだいぶ寒くなってきました。
12月は来年のネットショップへ新作の掲載やご注文品を黙々と制作していたのですが、先週急遽東京での展示会「MixMax]への参加が決まり、実物を手にとってご覧いただける機会は有り難いとバタバタと準備をしております。
”Gallery Arts Tokyo”というギャラリー様主催の合同展示で、1F:現代ゾーン 陶芸・花道・写真・現代アート・B1:未来ゾーン VR体験・3D印刷展示・試飲会場と色々なアーティストさんが出展され、私は現代ゾーンの「陶芸」として参加し販売も致します。
年末のお忙しい時期だとは思いますが、東京近郊の方はクリスマスの外出や年末の買い出し帰りにでも是非お越しいただけたら嬉しいです。
以下、展示会情報と今回の展示会のWEBページのリンクです↓
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【展示会情報】
Arts東京・MixMax合同展示会
〇 期間:2021年12月25日(土) (13:00)〜28(火)
〇 時間:10:30〜16:30 (最終日は12:00まで)
〇 会場:Arts東京ビル1F・B1 ギャラリー
〇 東京都中央区東日本橋2-6-5 (Map)
羽田空港、成田空港直通、都営地下鉄浅草線「東日本橋」駅徒歩1分
東京駅直通JR総武線「馬喰町」駅、新宿直通都営地下鉄新宿線「馬喰横山」駅徒歩2分
〇 主催:Arts東京ギャラリー
〇 公式WEB: http://artstokyo.net/artstokyo-event-2021-mix-max/
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「池田20世紀美術館」
今日はふらっと一碧湖近くの池田20世紀美術館へ✨横浜にいた時は色々気になる展示がよく有り、混んでる美術館に良く行っていましたが、北海道時代と帰ってからコロナも相まって多分2年半ぶり位の美術館。
2年半ぶりに訪れた美術館はほぼ貸切。池田20世紀美術館は常設が充実していて、常設と企画が半々なのですが、都心ではこんなにゆっくり見られない💦という様な作品も思う存分見られます。
企画の伊東の日本画家佐藤晨さんの作品も歴代のものから集大成に向かって、近年夢現というかあの世とこの世の狭間に急速ドライブしていく作品がとても印象的でした。
都心のように企画目白押しでは有りませんが、常設展が充実している近くの美術館をまるで自分の美術室の様にのんびり定期的に訪れるのも贅沢な感じですね🕋
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食器としてのすり鉢 vol.3 〜ポテトサラダ編〜
先の盛夏の時期よりもここ最近の残暑の方が暑さが厳しい感のある今年の伊豆です。この様に昼間はまだまだ暑いですが、夕方からはどこからともなく涼しい風も混じり、日中には余りなかった食欲も涼しさと共に戻ってきます(笑)
そんなサッパリしつつ食欲も満たしたくなる食事にオススメなのが「ピンクペッパーで作るポテトサラダ」。スパイスの中でも特に胡椒が好きで、ブラックペッパーは家でも工房でもいつも手の届くところに置いて振りかけていたのですが、最近困ったことに少しブラックペッパーに飽きまして。。。
かわりに最近気に入っているのが「ピンクペッパー」。ほのかな甘味と爽やかな辛味と香りがこの季節にぴったりで、色合いも良くお料理の差し色にもなりとても気に入っています。
しかし、そんなピンクペッパーにも一つ難点が。。。それはホール(丸のまま)の物しか見かけない事。多分粉末で保存するとピンクペッパーの甘味や繊細な風味が飛んでしまうからだと思いますが、粉末状のものは余り見た事がありません。またピンクペッパーには若干の水分が残っているので一般的なペッパーミルで擦ると、その水分が邪魔して余りよく擦れないのです。なので一番簡単で上手にピンクペッパーを擦れるのは乳鉢のようなスパイスミル。このすり鉢は溝がないのでスパイスミルにもなります!
という事で、今日はそのようにいつも私がすり鉢で作っている、ピンクペッパーを使ったポテトサラダをご紹介させて頂きたいと思います。
・材料:3〜4人前
〈材料1:具材〉
- じゃがいも(3個)
- にんじん(1/3本)
- きゅうり(1/2本)
- 玉ねぎ(半玉)
- クレソン(適量)*クレソン特有の苦味や風味が苦手な方はパセリなどに。
- ベーコン(2枚)
- 卵(2個)
〈材料2:和え衣〉
- ピンクペッパー(大さじ2)
- 塩(小さじ2)
- お酢(大さじ1〜2)
- マヨネーズ(大さじ3)
- マスタード(大さじ2)*お子様などカラシの苦手な方がいらっしゃる場合は、カラシを入れずに作ったり、かわりにカレー粉などに。
・作り方
①まずピンクペッパー(大さじ2)をすり鉢に入れ擦ります。
*この時すりこぎで少し叩くようにすり潰していくと早くする事が出来ます。
②じゃがいも(3個)と卵(2個)を水から茹でていきます。(水から茹でる方が皮などが破れずに水分が抜けずホクホクに仕上がります)卵の茹で時間はお好みで、半熟が良ければ6〜7分、固茹でが良ければ約10分ほどでじゃがいもより先に取り出します。
じゃがいもの茹で時間は約15分。竹串や爪楊枝で中までスッと入れば茹で上がりです。茹で上がったらザルなどに上げて、少しさまし粗熱をとります。
*もちろんじゃがいもを電子レンジで加熱してもOKです。電子レンジの場合はじゃがいもを皮付のまま水を含ませたペーパータオルなどに包みお皿などに入れフワッとラップをかけ、600Wで4〜6分加熱し、茹でた場合と同じように竹串や爪楊枝で中までスッと入るか確かめます。
③じゃがいもの粗熱をとっている間に他の野菜の準備をします。きゅうりとにんじんを薄切りにして軽く塩をふり少し置きます。野菜からの水分出てきて少しシナッとしたら、水洗いをして塩気を抜き、手で絞ったりペーパータオルなどで水気をとります。
④玉ねぎも薄切りにして、辛味を抜くために5〜10分ほど水にさらします。水にさらした後は同じく手で絞ったりペーパータオルなどで水気をとります。
*玉ねぎは繊維に沿って(上下方向で縦)切ると辛味が残り、繊維に垂直(上下方向で横)に切ると辛味が和らぎます。
↓今回は辛味を和らげたかったので、繊維に対して垂直に切りました。
⑤粗熱がとれたじゃがいもをすり鉢に入れ、すりこぎや大きめのスプーンで好みの大きさに潰していきます。
⑥残りの具材と材料2の和え衣を全て入れ、全体を和えて完成です。
*ベーコンは生のままでも美味しいですが、焼き色を付け焼いた時に出る油も和え衣に加えると、より風味が増すのでソテーするのがおすすめです!
以上、すり鉢で作るピンクペッパーを使ったポテトサラダでした!今回ご紹介した材料の分量で丁度ブロンズ釉すり鉢(大)に収まる分量で、3〜4人前となります。いつものブラックペッパーを使ったポテトサラダと一味違う、爽やかな風味のポテトサラダが体験できると思います。
今回は和え衣のマヨネーズにマスタードを入れ、色合いの野菜にクレソンなどを使い少し大人のポテトサラダと言った感じに仕上げましたが、マスタードの代わりにカレー粉にしたりクレソンの代わりにパセリにしたり卵の茹で加減をトロトロにしたりと、お好みの様々なアレンジで是非お試し頂けたらと思います。
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