44歳からの陶芸家

陶芸家 高見澤匠のブログです

新年あけましておめでとうございます!!

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あけましておめでとうございます。昨年は年末に東京で展示会を行ったおかげで多くのお客様にお会い出来たり、コロナで数年会えていなかった友人達も展示会に駆けつけてくれたりと充実した一年の締めくくりができました。

 

そんな年末から気持ちよく迎えられた新年。お正月は天気も良くアトリエから大島や利島などの伊豆七島が良く見えています。

 

2021年はとにかく必死で目の前の事にむかっているうちに瞬く間に過ぎ、寅年の前年にも関わらず「騎虎下り難し」といった感じでした。2022年は正真正銘の寅年。寅年生まれなので年男でもあります。今年は昨年の「騎虎下り難し」ではなく(笑)年男として勢いはそのままに「騎虎乗りこなし」で行きたいと思います!

 

皆さま今年もどうぞよろしくお願い致します✨

 

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「展示会 MIXMAX2021 終了」

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開催をご紹介させて頂いた東京の東日本橋での展示会“mixmax”。おかげさまで12/28を最終日に無事に終える事が出来ました。

 

開催の決定が少し急で年末のお忙しい時期という事もあり、個別のお知らせを控え一部SNSでのご案内のみでしたが連日大変多くの方々にお運び頂き、参加者一同毎日非常に充実した会期を過ごさせて頂きました。ご来場くださった方々はもちろん、各種SNS等で目を通してくださった方々、メールなどでご連絡頂いた方々にも改めて御礼申し上げます。

 

私個人と致しましてもWEB展以外の実際の展示会は初めてで、いつも応援して頂いている皆様と実際にお話し出来る大変貴重な機会を得たり、滑り込みで持ち込めた新作が完売したりと、この一年の集大成を実感を持って体感し、来年に向けて新たな目標に取り組む大きなお力を頂きました。

 

また、今回は中国のアーティストの方々も多く参加されており、一緒に展示会を行う中で互いの作品を通じ様々な意見交換や刺激を得て、既に今後の企画の芽も幾つか出てきております。展示会で得た様々な出会いを来年度は大切に更に大きくしなやかに育てて行きたいと思います。

 

今年も残り僅かとなりましたが、どうぞみなさま良いお年を✨来年は寅年なので年男です!2022年もよろしくお願い致します。

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"MIXMAX 2021" 12/25-12/28

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ギャラリー入口1

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ギャラリー入口2

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最初のスペースは花道と書の展示 草月流師範”陳艶氏”の「花空間」

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書は文化財修復を行いながら創作を行っている”王夢石氏”の作品

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愛知県常滑で”Cafe gallery常観堂”がプロデュースされている常滑の職人が作る茶壺

www.jokando.jp

 

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絵画は”GITYING WONG氏”の作品。私の花器には陳先生に水仙を生けていただきました。

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奥のスペースは主に私の作品を展示させていただきました。

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”Arts東京ギャラリー”の象徴的な階段を降りてB1Fの展示会場へ

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建築の技術者”包月氏”の3DCADによる3Dプリンターでの実演や作品が並びます

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”包月氏”の3D造形の花器に”陳艶氏”が花を生け

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皆さん楽しんでVRの体験もされていました

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写真家”平山大氏”のメインモチーフ「人・風景・車」の展示も

 

✳︎今回UPした写真は参加者の写真家平山大さんが会期中に撮影したものもご了解を得て投稿させて頂きました。人物・風景・車をメインの得意分野とし活動され、会期中も非常に細やかなご対応で会の素敵な写真を沢山撮影してくださいました。撮影等でご相談あれば下記リンクから詳細ご覧いただけます。

psv-ltd.co.jp

 

✳︎本展示会の展示会場「Arts東京」は清潔感ある白を基調としたモダンな内装で螺旋階段が印象的な素敵なギャラリーです。アクセスも東日本橋・馬喰町・馬喰横山各駅から徒歩1〜2分ととても利便性の良い場所にあります。そしてなによりもオーナーの唐沢綺(あや)さんが各分野のアートへの造詣が深く、育成や発展に情熱を持って取り組んでおられます。日本語・英語・中国語にもネイティブ対応可能ですので、ギャラリーをお探しの方は是非ご相談いただければと思います。

 

ppap.biz

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『MixMax』に出展 2021年12月25日(土)〜28(火)

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気がつけば今年も残りわずかとなり、今まで比較的温暖に感じていた伊豆もここ2週間位でだいぶ寒くなってきました。

12月は来年のネットショップへ新作の掲載やご注文品を黙々と制作していたのですが、先週急遽東京での展示会「MixMax]への参加が決まり、実物を手にとってご覧いただける機会は有り難いとバタバタと準備をしております。

 

Gallery Arts Tokyo”というギャラリー様主催の合同展示で、1F:現代ゾーン 陶芸・花道・写真・現代アート・B1:未来ゾーン VR体験・3D印刷展示・試飲会場と色々なアーティストさんが出展され、私は現代ゾーンの「陶芸」として参加し販売も致します。

 

年末のお忙しい時期だとは思いますが、東京近郊の方はクリスマスの外出や年末の買い出し帰りにでも是非お越しいただけたら嬉しいです。

 

以下、展示会情報と今回の展示会のWEBページのリンクです↓

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【展示会情報】

Arts東京・MixMax合同展示会
〇 期間:2021年12月25日(土) (13:00)〜28(火)
〇  時間:10:30〜16:30 (最終日は12:00まで)
〇  会場:Arts東京ビル1F・B1 ギャラリー
〇  東京都中央区日本橋2-6-5 (Map)

羽田空港、成田空港直通、都営地下鉄浅草線「東日本橋」駅徒歩1分

東京駅直通JR総武線「馬喰町」駅、新宿直通都営地下鉄新宿線馬喰横山」駅徒歩2分

〇  主催:Arts東京ギャラリー
〇  公式WEB: http://artstokyo.net/artstokyo-event-2021-mix-max/
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「池田20世紀美術館」

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今日はふらっと一碧湖近くの池田20世紀美術館へ✨横浜にいた時は色々気になる展示がよく有り、混んでる美術館に良く行っていましたが、北海道時代と帰ってからコロナも相まって多分2年半ぶり位の美術館。

 

2年半ぶりに訪れた美術館はほぼ貸切。池田20世紀美術館は常設が充実していて、常設と企画が半々なのですが、都心ではこんなにゆっくり見られない💦という様な作品も思う存分見られます。

 

企画の伊東の日本画家佐藤晨さんの作品も歴代のものから集大成に向かって、近年夢現というかあの世とこの世の狭間に急速ドライブしていく作品がとても印象的でした。

 

都心のように企画目白押しでは有りませんが、常設展が充実している近くの美術館をまるで自分の美術室の様にのんびり定期的に訪れるのも贅沢な感じですね🕋

 

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食器としてのすり鉢 vol.3 〜ポテトサラダ編〜

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 先の盛夏の時期よりもここ最近の残暑の方が暑さが厳しい感のある今年の伊豆です。この様に昼間はまだまだ暑いですが、夕方からはどこからともなく涼しい風も混じり、日中には余りなかった食欲も涼しさと共に戻ってきます(笑)

 

そんなサッパリしつつ食欲も満たしたくなる食事にオススメなのが「ピンクペッパーで作るポテトサラダ」。スパイスの中でも特に胡椒が好きで、ブラックペッパーは家でも工房でもいつも手の届くところに置いて振りかけていたのですが、最近困ったことに少しブラックペッパーに飽きまして。。。

 

かわりに最近気に入っているのが「ピンクペッパー」。ほのかな甘味と爽やかな辛味と香りがこの季節にぴったりで、色合いも良くお料理の差し色にもなりとても気に入っています。

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 しかし、そんなピンクペッパーにも一つ難点が。。。それはホール(丸のまま)の物しか見かけない事。多分粉末で保存するとピンクペッパーの甘味や繊細な風味が飛んでしまうからだと思いますが、粉末状のものは余り見た事がありません。またピンクペッパーには若干の水分が残っているので一般的なペッパーミルで擦ると、その水分が邪魔して余りよく擦れないのです。なので一番簡単で上手にピンクペッパーを擦れるのは乳鉢のようなスパイスミル。このすり鉢は溝がないのでスパイスミルにもなります!

 

という事で、今日はそのようにいつも私がすり鉢で作っている、ピンクペッパーを使ったポテトサラダをご紹介させて頂きたいと思います。

 

・材料:3〜4人前

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〈材料1:具材〉

  • じゃがいも(3個)
  • にんじん(1/3本)
  • きゅうり(1/2本)
  • 玉ねぎ(半玉)
  • クレソン(適量)*クレソン特有の苦味や風味が苦手な方はパセリなどに。
  • ベーコン(2枚)
  • 卵(2個)

〈材料2:和え衣〉

  • ピンクペッパー(大さじ2)
  • 塩(小さじ2)
  • お酢(大さじ1〜2)
  • マヨネーズ(大さじ3)
  • マスタード(大さじ2)*お子様などカラシの苦手な方がいらっしゃる場合は、カラシを入れずに作ったり、かわりにカレー粉などに。

 

・作り方 

①まずピンクペッパー(大さじ2)をすり鉢に入れ擦ります。

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*この時すりこぎで少し叩くようにすり潰していくと早くする事が出来ます。

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②じゃがいも(3個)と卵(2個)を水から茹でていきます。(水から茹でる方が皮などが破れずに水分が抜けずホクホクに仕上がります)卵の茹で時間はお好みで、半熟が良ければ6〜7分、固茹でが良ければ約10分ほどでじゃがいもより先に取り出します。

じゃがいもの茹で時間は約15分。竹串や爪楊枝で中までスッと入れば茹で上がりです。茹で上がったらザルなどに上げて、少しさまし粗熱をとります。

 

*もちろんじゃがいもを電子レンジで加熱してもOKです。電子レンジの場合はじゃがいもを皮付のまま水を含ませたペーパータオルなどに包みお皿などに入れフワッとラップをかけ、600Wで4〜6分加熱し、茹でた場合と同じように竹串や爪楊枝で中までスッと入るか確かめます。

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③じゃがいもの粗熱をとっている間に他の野菜の準備をします。きゅうりとにんじんを薄切りにして軽く塩をふり少し置きます。野菜からの水分出てきて少しシナッとしたら、水洗いをして塩気を抜き、手で絞ったりペーパータオルなどで水気をとります。

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④玉ねぎも薄切りにして、辛味を抜くために5〜10分ほど水にさらします。水にさらした後は同じく手で絞ったりペーパータオルなどで水気をとります。

*玉ねぎは繊維に沿って(上下方向で縦)切ると辛味が残り、繊維に垂直(上下方向で横)に切ると辛味が和らぎます。

↓今回は辛味を和らげたかったので、繊維に対して垂直に切りました。

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⑤粗熱がとれたじゃがいもをすり鉢に入れ、すりこぎや大きめのスプーンで好みの大きさに潰していきます。

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⑥残りの具材と材料2の和え衣を全て入れ、全体を和えて完成です。

*ベーコンは生のままでも美味しいですが、焼き色を付け焼いた時に出る油も和え衣に加えると、より風味が増すのでソテーするのがおすすめです!

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以上、すり鉢で作るピンクペッパーを使ったポテトサラダでした!今回ご紹介した材料の分量で丁度ブロンズ釉すり鉢(大)に収まる分量で、3〜4人前となります。いつものブラックペッパーを使ったポテトサラダと一味違う、爽やかな風味のポテトサラダが体験できると思います。

 

今回は和え衣のマヨネーズにマスタードを入れ、色合いの野菜にクレソンなどを使い少し大人のポテトサラダと言った感じに仕上げましたが、マスタードの代わりにカレー粉にしたりクレソンの代わりにパセリにしたり卵の茹で加減をトロトロにしたりと、お好みの様々なアレンジで是非お試し頂けたらと思います。

 

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再見梅瓶

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お盆に入りこれからは本格的な残暑に入るかと思っていたら九州地方を中心にまたの大雨。工房のある伊豆も今朝早くからしきりに降り注ぐ雨音がずっと聴こえています。

 

先週初めて海外のお客様に作品を送りました。送り先は中国の古都成都、現在は四川省省都となっており今年に入り常住人口も2,000万人を超える大都市のようです。四川といえばまず辛い四川料理を思い浮かべてしまいますが、古来からお茶の名産地ということもあり、喫茶文化が根強く数多くの「茶館」や「茶座」(屋外でお茶を飲むお店)が盛んで、知り合いの通っている中国茶の学校は何万人もの卒業生がいるとのこと。人口の桁がいちいち一つ違う。。。(笑)

 

今回ご注文くださったのも、中国茶を長年やっておられる中国の茶人の方。梅瓶を気に入ってくださり、購入前に「一つだけ質問が」と知人を介して質問をして来られました。

 

その質問は、「あなたはこの梅瓶を作っている時にどのような事を思って作られましたか?」というもの。

 

作品のポイントやこだわり、製法などのご質問は今までもお受けした事があるのですが、作っている時の心情をお尋ねになられたのは初めてだったので、驚きつつも嬉しく、、

 

「この梅瓶は美しく作るのが難しいのでとても集中して作っています。作っている時は、いつも内側に秘めている想いが健康的に外側に伸び伸びと膨らみ、膨らみ切ってしまう前にまた理性的に美しく収まるようなイメージで作っています」と制作時に思い描いている事をそのままお答えしました。

 

まだ自分自身も行ったことがない土地へ作品が旅立ち、なにか不思議な気持ちですがこのような感性を育み重視する茶人が数多く住まわれる古都成都。いつかその様な中国茶人の方々とお茶を飲みながら、ゆっくりとお互いのお茶文化やゆかりの杜甫のお話しなど伺える日を雨の音を聴きながら夢想するお盆最終日でした。

 

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食器としてのすり鉢 vol.2 〜ほうれん草の胡麻和え編〜

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前回のブログでは溝が無いすり鉢でちゃんと胡麻がすれるのかをご紹介しましたが、今回はそのすり鉢で調理して、そのまま食器として使う初級編!ほうれん草の胡麻和えを作ってみたのでご紹介させて頂きます。

encounter.hatenadiary.com

 とは言っても、、「ほうれん草の胡麻和え」の作り方はもう有名過ぎるほど有名なので(笑)最近私が和え物を作る時にこだわっているポイントを。

 

そのポイントとは「醤油洗い」!!

 

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軽く茹でたほうれん草の粗熱を取るために水に浸し、軽く手で絞って水分を切ったあとに醤油を少量ほうれん草に回しかけ、もう一度軽く手で絞り今度は余分な醤油を切ります。

 

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そして、すり鉢で和え衣(いり胡麻2:醤油1:砂糖1)の材料を入れてすりこぎで和え衣を用意したら、上の醤油洗いしたほうれん草を入れて軽く和えて完成!!すり鉢からまた違う器に移さずにそのまま食卓に♪

 

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この「醤油洗い」をするのとしないのでは仕上がりが全然違い、和え物の水っぽさが無くなります!和え物をする際、茹でた野菜の水分を切る時にその力が強過ぎると野菜を痛めてしまうし、弱いと残る水分が多くて味が水っぽくなったりと、野菜の水分を絞る加減が難しかったのですが、この「醤油洗い」を覚えれば「ほうれん草の胡麻和え」だけでなく、他の和え物のにも応用出来ると思います。

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食器としてのすり鉢 vol.1 〜胡麻編〜

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リニューアルオープンからちょうど1週間経ちましたWEBショップ”encounter”、おかげさまで初日から多くのご注文を頂きSOLDOUTのものも出始めました。先週ご注文され既にお手元に届いたお客様から多くの作品のご感想や応援のメッセージを頂き、日頃は中々したくても出来ないお客様とコミュニケーションをする事が出来てとても嬉しい1週間であったと共に、今後もより喜んで頂ける作品作りを継続して行かなければと気持ちがさらに引き締まる1週間でもありました。

 

今回の作品群でイチオシの”溝の無いすり鉢”。前からキッチンや食卓に出しておいても違和感のないすり鉢が欲しかったという方からご注文頂いておりますが、ちゃんとすれるのかな??という心配もあると思いましたので、今回すり鉢で実際にゴマがすれるかの動画を作りましたのでご参考にして頂ければと思います。

 


www.youtube.com

 

使用させて頂いているゴマは京都にあるゴマ屋さんの「祇園むら田」さんのもので、私が初めて食べたのはもう10年ほど前だったと思うのですが、封を解いた瞬間香る香りから、すっている時のプチプチと弾けるような音、何もかもがそれまで食べていたゴマと別次元で驚き、それ以来お値段は市販のモノよりは少し高いですがずっと取り寄せさせて頂き使っています。

 

すり鉢はともかく「祇園むら田」さんのゴマは是非お試し、、、え!?(笑)

 

8月は勝手に『すり鉢月間』!!すり鉢(大)・(小)を今回ご紹介したゴマすりだけではなく、調理器具&食器としても使い倒す使用例などをご紹介していく予定なので、楽しみにして頂ければと思います。

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WEBショップ:encounter リニューアルOPENしました!

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ブログ久しぶりの更新となりますが、本日WEBショップリニューアルオープンいたしました。今回からのショップは昨年の期間限定で開設していたものとは違い、常設の直営WEBショップとなります。

土から釉薬まですべて一から見直し、全面的にブラッシュアップした作品を見ていただければと思います!WEBショップも全面リニューアルしましたのでお時間ある時に是非一度覗いて頂ければ嬉しいです。

 

ブログも更新していきますので、今後ともWEBショップ共々どうぞよろしくお願いいたします。

 

WEBショップ:

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「茶器名物図彙」〜和楽翁 合点ゆかす〜

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「茶器名物図彙」全三冊。(図彙はズイと読み、絵図入りで解説した現代でいう図鑑のようなものです。)数年前からずっと探していたところ、昨年出物があり念願かなって北海道で購入したのですが、修行期間中は本を読む余裕もなく全く読めていませんでした(笑)

 

最近になりやっと仕事の合間などに少しずつ読み進めているのですがこれがまた面白い!あ、、面白いと言っても小説ようなものではなくあくまで図鑑なので、著者の草間直方さんが古今東西の茶道・道具・茶碗から職人・茶会記までありとあらゆるものを解説している中で、著者の所見というか”ひと言感想”みたいなものがたまに有り、そこから江戸時代に生きた草間直方さん自身の茶道や道具に対する視点やスタンスが垣間見える気がします。

 

その中で最近読んでいて面白かった箇所が、高麗物の堅手茶碗を解説しているところで直方氏徐々に熱くなったのか(笑)茶碗の目土の跡について自身の所見をおっしゃっているのですが、言われてみればもっとも!と思う箇所がありました。

 

以下原文から抜粋

都て此堅手之類ハ昔篭元にて十ヲも二十も数積重ね其合ヒ土にて五徳之如きへたてを入、一時に焼くもの故、其茶わん壱ツ皆碗中に五徳之めあり、尤五ツも六ツも有るものなり、此五徳之目之なきをうハ焼とて人賞翫せす、目之有を悦ふ、いか成訳といふ事を不知、たとへハ茶碗重ねて焼しものゆへ十ヲ二十之内、目之なきハ漸々一ツより外無之故、此上ハ焼をこそ賞翫すへきに、五徳め之有を促ふ事、いか成事とも不知、尤井戸茶わんも右之通重ね焼にて五徳目之有を悦ふ、合点ゆかす

草間直方『茶器名物図彙』

 

 簡単に要約(意訳?超訳!?)すると、、堅手茶碗のたぐいは10も20も重ねて焼くので、茶碗同士がくっつかないように重ねる所に目土を立てるので茶碗の内側に5つや6つの目土の跡が出来る。皆この目跡がある茶碗を喜ぶが、10も20も焼いても目跡が無いものは一番上の茶碗一つだけで(絶対的に少なく)珍重すべきなのに、数がある目跡があるものを皆(自動的)に喜ぶのは(直方、、)納得がいかない。。。

 

意訳しても文章だけだと重ねて焼くということがピンとこない方が多いと思うので、

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例えばこのように五つ重ねて焼くとすると

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上の茶碗と下の茶碗が釉薬でくっついてしまわないように、このように上に重ねる茶碗の高台に小さく丸めた目土をくっつけます

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焼き上がると下の茶碗にはこのような目土の跡や目土がつくので、それを取り除いた跡が目跡となります

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下の四碗には目跡がつきますが、一番上の茶碗だけは目跡がつきません

このように五つの茶碗を重ねて焼くと目跡があるものが四碗、目跡がないものが一碗となります。

 

草間直方さんは商人の家に生まれ、当時の商家の慣例として幼少期から鴻池家に丁稚奉公をしていましたが、若くして鴻池別家の草間家に女婿として迎え入れられるなどかなり優秀だったようです。業務として大名貸しなどを行うと同時に当時の米経済から貨幣経済への移行の重要性を説き殖産興業を促し、当時多くの藩が陥っていた財政機器からの再建を説くなどという経済学者のような視点を持ち、隠居後は「三貨図彙」という日本最初の貨幣経済史書を作るようなアカデミックな人物でした。

 

希少性を通念(この頃既に出来上がっていたであろう茶道や茶器に対するいわゆる”約束事”の風潮)ではなく原理的に捉えると数の少なさなので、商人出身の直方自身の来歴を経た見方(美醜や好みはまた別として)が出ていてとても興味深かったです。

 

戦国後の江戸に入ってからの茶道や茶道具の変遷を見ていると、戦場に駆ける男性の情熱が文化面にむき、戦国の残り香からかある種情緒過剰とも言える熱を帯び成熟した後、それまでの武士と商人の階級制度をじわりじわりとひっくり返す、極めて現実的な力(経済的優位)による社会的地位の逆転現象が起こる中、大名茶人の一番手とも言える松平不昧公が「古今名物類聚」を刊行したのちに、カウンターのように商人出身の草間直方さんが自身の視点をちりばめながら本書をまとめた事も面白く感じます。

 

時代時代、立場立場、人それぞれの合点があります。さて、、自分自身の合点をどこに合わせ、自分自身がその合点をどこまで追求できるのか。いつの時代にも突きつけられる重要な価値観ですね。

 

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